制御性T細胞の発見が受賞に繋がりました!
30年位前に受けた講習では、
『ヘルパーT細胞、サプレッサーT細胞とあり胸腺でサイモスホルモンを受けて育てられている。
自分の細胞を見分ける能力のないTリンパ球は胸腺学校を卒業出来ない。依って卒業したTリンパ球は自分の細胞を食べる事はない様に他の細胞へ指導している。細胞を食べるキラーTやナチュラルキラーT、マクロファージなどへ見張りをし、私たちのからだを守っています。』
と教わりました。
今はサプレッサーT細胞の働きはさらに詳しく分かり、名前も制御性T細胞となりました。
自分の細胞を食べない様に守ってくれるはずの制御性T細胞が自分の細胞を食べてしまう病気になる人が沢山います。
リュウマチや橋本病と診断されましたと相談にいらっしゃいます。
他の自己免疫疾患の御相談も有りますが、上の2疾患は患者は特に多いと感じます。
坂口志文博士のノーベル賞受賞の新聞記事を何回も読み直していますが、
「なぜ制御性T細胞が働きを失ってリュウマチや橋本病を発症するのか?」に対する答えは今のところ見つけられません。
先日御相談にいらしたお客様が、リュウマチでリマチルとステロイドを飲んでいて、服用前に間質性肺炎やがん、感染症等になる副作用が出ることがあると説明を受けていて、飲み始めて約1年との事。
御相談にいらした時、咳がひどく、苦しそうでした。
感染症を罹っている感じがしました。
詳しくお聴きすると、抗生物質は出ていません。咳止めと痰ぎりの薬を飲んでいるとの事。
リマチルは減らして良いと言われましたと。
この一年で肺炎を二回患っているともお話されました。
リマチルもステロイドもバイ菌に弱いからだにします。
それで肺炎を繰り返しているのかもしれません。
リュウマチにならないからだを取り戻したらリマチルもステロイドも飲まないですみます。
リュウマチは遺伝体質があると言われています。
大分前のデーターですが、遺伝体質をもらって生まれても、発病する人はリュウマチや橋本病はやや高いがそれでも10パーセント弱と言われています。90パーセント余りの人はリュウマチや橋本病の遺伝子が有っても発病しないで生涯を過ごします。
リュウマチや橋本病を発病する人と発病しない人の差はどこに有るのでしょうか?
現代医学では原因は不明とされています。
リマチルやステロイドなどの対象治療で原因治療は今のところ無いようです。
しかし原因治療に役立つのではと国も多額の予算を掛けて研究していたのが糖鎖です。
ノーベル賞授賞後も研究している田中耕一さんも取り組んでいましたが、動きが激しく観察が難しいと言われていて、その後の研究がどこまて進んでいるのか分かりません。
その一つが糖鎖です。
先日の咳がひどく、リュウマチでリマチルやステロイドを飲んでいると御相談のお客様へは糖鎖や咳を改善する漢方、関節痛の改善を考えたサプリなどを説明しました。
「このやり方は病院のやり方と違って良いかも?」とご主人様がおっしゃってお飲みになりました。
その後4回飲み終えたところで「手の痛みが良くなっていると言ってたよ!」とご主人様からご報告を頂きました!
このまま改善して遺伝が有っても発病しない90パーセントの仲間入りを果たしてほしいと願って止みません!
話を戻して!
「制御性Tリンパ球の機能が停止する!」
「自分の細胞を食べてしまう!」
その仕組みは、自己免疫疾患やアレルギー、がんを発症する一つに制御性T細胞の周りについている糖鎖の不足があるのではとふみちゃん薬剤師は思います。
これは証明されたものではなく、個人の意見です。
慢性蕁麻疹
20代の女性の方が長い間蕁麻疹の薬を飲んでいて、今回妊娠してお医者さんに蕁麻疹の薬を飲んでいると話したら飲まない様に言われたと御相談にいらっしゃいました。
妊娠している人にも良い糖鎖とカルシウムを説明したら「飲んでみたい。」とおっしゃってお求めになりました。
1週間後に「蕁麻疹は出ていません!」とニコニコご報告いただきました。
糖鎖とカルシウムでからだの仕組み
制御性T細胞も正常な機能を取り戻して慢性蕁麻疹からサヨナラできたのかもと思います。
この慢性蕁麻疹も制御性Tリンパ球が機能低下と思われますが、糖鎖で免疫の働きが正常を取り戻し、蕁麻疹が出ないからだになりました!